クラッシャー上司を理解することが対策の第一歩
クラッシャー上司の態度や言動にいちいち反応していては無駄だ。しかもそれにエネルギーを消費してしまうのであれば、生産性もマイナスになってしまう。
上司がクラッシャーなので、仕事は手を抜きます、成果が出せなくて会社の売上に貢献できなくても仕方ないです、では通用しない。
クラッシャー上司がなぜ「クラッシャー」たる行動をするのか。その理由は、「鈍感さ」と「憂さ晴らし」だ。
クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち (PHP新書)
- 作者: 松崎一葉
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2017/01/14
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る
クラッシャー上司は、どんなに偉そうで高圧的な態度をしていても、その実は小心者で、不安と焦燥感にかられている。それを知っておくこと。
小心者であるが故に、部下に対して「傾聴する」という荒川詔四氏著「優れたリーダーはみな小心者である。」のリーダー像とは真逆だ。
クラッシャー上司は、その情緒的不安定さから、自分にとって気に食わないことが起きると幼児退行してハラスメントを行う。あるいは、他人に共感できない、コミュニケーション能力に乏しい人間である。
「そんなしょうもない人間である」と認識することが、クラッシャー上司対策で最初に必要なのだ。