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日々の実践と学びの備忘録

転職した理由① クラッシャーに屈した

約3ヶ月、ブログの更新を止めていましたが、リアルでは十数年転職をして激動の3ヶ月でした。このときの考えや感情を備忘録として残しておきたいと思います。 転職した理由① 上司が『クラッシャー上司』だった。 はい、まずはこれです。これが全てといっても…

「有能」と「優秀」の違い。「頑張っているアピール」をする人にはならないように!

「有能」と「優秀」 どちらも、仕事ができるビジネスパーソンを表しているように感じます。 しかし、少し意味が違うところもあり、 有能な人とは、 結果を出す人 指示命令に対して自分で考えられる人 優秀な人とは、 他者評価が高い人 指示命令に対して忠実…

高圧的な上司への対処

「上司ガチャ」といわれるように、運悪く高圧的な上司の下で仕事をすることになってしまった人。 残念でした! ・・・で終わらせないよう、対処法を考えていきます。 1 高圧的な上司ってどういう人間なの? 1-1 なぜ高圧的な態度や言動をとるのか? 1-…

転職は裏切り行為なのか?

終身雇用が絶対的でなくなった現在、転職は裏切りという風潮も薄れつつあります。 それでも、一部では現在でもそのように考えている企業が残っているようです。 憲法には職業選択の自由が明記されています。 ですので、裏切りでも何でもありません。 もし、…

ドラッカーに学ぶ どのようなときに転職したほうがいいのか?

どのようなときに転職したほうがいいのか、ドラッカーはこのように言っています。 「組織が腐っているとき、自分が所を得ていないとき、あるいは成果が認められないときには、辞めることが正しい道である。出世はたいした問題ではない」 (P・F・ドラッカー…

集団の中に敵をつくって排斥しようとしてしまう「黒い羊」効果とは?

社会心理学では、集団を一体化させるための一つの方法として、「外に敵をつくる」ことだということが分かっています。 外部の敵の存在が意識されると、「内集団」と「外集団」の区別が明確になり、内集団に対してはより好意的な態度や行動が、外集団に対して…

PM理論とは?

日本のリーダーシップ論として著名なものに九州大学の社会心理学者三隅二不二が1966年に提唱したPM理論があります。

まず行動するということ

サボタージュマニュアルには、 あらゆる決断に対する妥当性について懸念を示せ とあります。 サボタージュ・マニュアル:諜報活動が照らす組織経営の本質 つまり、「行動する前にあらゆる可能性を吟味すること」が活動の妨げになるということです。 しかし、…

会議の無駄

サボタージュマニュアルには、「会議を開く」こと自体が項目として挙げられています。 サボタージュ・マニュアル:諜報活動が照らす組織経営の本質 作者: 米国戦略諜報局(OSS),越智啓太,国重浩一 出版社/メーカー: 北大路書房 発売日: 2015/07/19 メディア: …

形式的な手順を重要視し過ぎない

組織間やメンバー間の仕事の伝達は、小さな組織では口頭など直接的なコミュニケーションで調整しやすいのですが、大きな組織になると次第に難しくなっていきます。 そこで、大きな組織でも効率よく仕事をするために、仕事を各担当者レベルで仕組み化するなど…

管理職は「偉い」のではなく役割

管理職になった途端偉そうに振舞う人がいます。 管理職になるということは、部下を持つ上司になるわけですが、その「上司」という言葉には「上」という文字が、「部下」という言葉には「下」という文字がそれぞれ入っており、上下関係を連想させるからかもし…

ホウレンソウ(報告・連絡・相談)がうまく機能していない組織

「うちのメンバーは、いくら言ってもホウレンソウが十分にできない」と言うマネージャがいます。 それは本当にメンバーのせいなのでしょうか。 この原因は、ホウレンソウをされる側であるマネージャにある場合が多いのです。 マネージャ側の問題とは? マネ…

プロジェクト途中で退職していいのか?

任されたプロジェクトを途中で放棄するような形で部下が退職(転職)することは、経営者や上司にとってリスクでしかありません。その行動を「逃げ」と言いたくなるのも頷けます。 退職する側としても、「会社に迷惑をかける」「法的に退職できるのか?」「損…

2018/12/16 スプレー缶による爆発事故について

12/16に札幌市で爆発が起き、不動産会社の店舗が全損しました。死者が出なかったことが不幸中の幸いです。 原因は、室内で120本ものスプレー缶のガス抜きを行い、室内に充満した可燃性ガスに引火、爆発したとのことです。 なぜ爆発するのか? 不動産会社への…

馬刺しの効能

馬肉は他の食肉と比べて栄養価が高く、健康食材と言われています。 生食も可能で、個人的にも好きな食材のひとつです。 なぜ生食可能なのか? 栄養価の特徴 低カロリーで低脂質、体脂肪が増えにくい! グリコーゲンは牛肉の3倍! 美味しく経済的に食べるため…

転職したほうが良いとき/悪いとき

転職したほうが良いとき ①仕事に誇りを持てなくなったとき 会社の仕事に対して誇りを持てない場合は辞めたほうがいいと思います。 仕事をしていれば何かしら辛いことはありますが、自分の仕事を通して社会に貢献できているという誇りを持てていれば自然と頑…

行動できない言い訳を考えるよりできる方法を考える

自分がやりたいことに対してすぐ行動できていますでしょうか? 「忙しくてできない」などと言い訳していませんでしょうか? できない言い訳を探してしまうのは、本当はやりたくないから アドラー心理学では、できない理由を探して結局行動に移せないというこ…

「寝る子は育つ」のホント

なぜ睡眠不足が脳に悪いのか? 大人の脳の土台となる5-18歳までの脳画像を集積した結果、8-9時間寝ている子供たちは、5-6時間しか寝ていない子供たちに比べて、相対的に海馬の体積が大きいということが分かっています。(瀧靖之著 脳が目覚めたた1つの習慣) …

ビジネスメールの「お疲れ様です」「お世話になっております」は要らない

生産性向上のためには、業務の無駄なことは排除しなければなりません。 コミュニケーションツールの一つとして、メールを頻繁に使用している人は多いと思います。 そのビジネスメールで、マナーのように「お疲れ様です」や「お世話になっております」など、…

有能な従業員ほど会社を辞めてしまう理由

一番有能な部下が辞めてしまった、という管理職の悩みは多くあるようです。 離職の問題について、その部下に原因を見出して済ませがちです。 そのような管理職から出る言葉は、 あいつはおかしい、非常識な奴だ あいつは裏切り者だ といった、人格を問題視す…

返報性の原理とは?

返報性の原理は、恩を受けたら恩を返したくなる心理効果です。 返報性の種類 好意の返報性:こちらが好意を見せれば、相手もこちらに好意を示してくれる。 敵意の返報性:こちらが敵意を見せれば、相手もこちらに敵意を示す。 譲歩の返報性:こちらが譲歩す…

保有効果とは?

保有効果とは、自分が所有しているモノに高い価値を感じて、それを手放すことに抵抗を感じてしまう心理現象です。 保有効果が起こる理由 1、自分が持っているモノに愛着を感じる ザイアンス効果 2、自分が感じる価値は、他人も同じように感じるだろうと考…

業務効率化しても残業が減らない理由

なぜ残業が悪いかというと、長時間労働により作業効率が低下するためです。 スタンフォード大学の研究によると、週当たりの就労時間が50時間を超過すると、生産性が急激に低下するそうで、55時間を越えると大幅に低下して超過時間分の労働で何も生み出さない…

朝一のメール処理はNG!(脳と時間の効率的な使い方)

朝、出社したら「メールチェック」から始めていませんでしょうか。 朝というのは、脳が一番集中できる時間帯で、その時間帯の内に集中力が必要な業務をするのが効率的です。メールチェックのように集中力が比較的要らない業務を朝に行う人は、非効率な時間と…

生産性とトラブル処理

生産性を向上させるためには、 生産性 = 成果 / 投入した資源 の通り、成果を上げる、投入する資源を下げる、が挙げられます。 しかし、それは売上に直結する本来業務に対して適用されます。現実は、本来業務以外の業務、つまり顧客クレームやミスの後始末…

いつも忙しいということは?(トンネリング)

トンネリングとは、心理学や行動経済学用語で、何かに集中し他の事に意識が向かなくなる状態のことを言います。文字通り、トンネルの中にいると外の景色が見えなくなる状態です。 トンネリングのメリットは、一つの物事に対する集中力が高まることですが、デ…

「静かな職場」の問題点

静かな職場というと、従業員が黙々と業務をこなすことができ、良い環境と思われるかもしれません。 適度な緊張感があり、目に見えない活気に満ちた職場であれば良い環境といえそうです。 しかし、現実、「静かな職場」には以下のような状況にあることが多い…

組織活動に不可欠なこと。「心理的安全性」とは?

たいていの仕事は一人で行うことはできません。 そのため、集団で組織を構成して活動するわけですが、その場合、コミュニケーションは必要不可欠なものとなります。 コミュニケーションを何かに例えるとしたら、人体の中を流れる血液といえるでしょう。 血液…

ハインリッヒの法則とヒヤリ・ハットについて

ハインリッヒの法則とは、労働災害における経験則の一つで、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというものです。(研究者ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ) 上記の異常のことを、ヒヤリ・ハットといいます…

犯人探しよりも原因探し

ミスや事故が発生した際、犯人探しよりも原因探しを優先するべきです。 犯人探しをして何か改善されるのでしょうか。犯人探しをする人は、それで解決したつもりになっています。 合理的に考えられる人は、どうしたらミスや事故が減るか、人ではなく「物事」…