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日々の実践と学びの備忘録

マネジメント

管理職は「偉い」のではなく役割

管理職になった途端偉そうに振舞う人がいます。 管理職になるということは、部下を持つ上司になるわけですが、その「上司」という言葉には「上」という文字が、「部下」という言葉には「下」という文字がそれぞれ入っており、上下関係を連想させるからかもし…

ホウレンソウ(報告・連絡・相談)がうまく機能していない組織

「うちのメンバーは、いくら言ってもホウレンソウが十分にできない」と言うマネージャがいます。 それは本当にメンバーのせいなのでしょうか。 この原因は、ホウレンソウをされる側であるマネージャにある場合が多いのです。 マネージャ側の問題とは? マネ…

ハインリッヒの法則とヒヤリ・ハットについて

ハインリッヒの法則とは、労働災害における経験則の一つで、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというものです。(研究者ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ) 上記の異常のことを、ヒヤリ・ハットといいます…

犯人探しよりも原因探し

ミスや事故が発生した際、犯人探しよりも原因探しを優先するべきです。 犯人探しをして何か改善されるのでしょうか。犯人探しをする人は、それで解決したつもりになっています。 合理的に考えられる人は、どうしたらミスや事故が減るか、人ではなく「物事」…

「お前のため」の嘘

「お前のためを思って言っているんだ」と言われたとき、いかにも自分にとって良いアドバイスをされているように受けてしまいます。 しかし、そのまま受け取るのは注意が必要です。 なぜか? 「お前のため・・・」という人は、本当に相手を思って言っているわ…

素直さの強要

素直さは、人間としてより良く生きるためのスキルだと思います。 仕事であれば、教えてもらったことをいち早く吸収して成長できるようになります。 しかし、「お前は言うことを聞かないから成長しない。もっと素直になれ」と相手に強要するものではありませ…

仕事において熱意を見せる必要はあるのか

上司に「熱意が足りない」と言われたことはありませんでしょうか? 確かに、熱意を持って仕事に取り組むことは素晴らしいことで、熱意があったほうが成長も早いと思われます。 しかし、熱意とは上司から言われて見せるようなものなのでしょうか。まず仕事に…

組織はトップから腐る!成果が上がらないときはスタッフではなくリーダーに問題がある

成果が上がらないときは、スタッフではなくリーダーに問題がある場合が多いです。 もちろん、スタッフの能力の低さや失敗は全てリーダーの責任ということを言いたいわけではないのですが、それを含めて成果を出すのがリーダーの職務であるからです。 メンバ…

上司を使う

仕事に年上も年下も関係ない。年齢に関係なく出世が決まる世の中になると、自分より年上の部下を使わなくてはならない場面が増えてくる。 役職に関しても同じことで、部下をマネジメントするのも、上司をマネジメントするのも同じ。 プロジェクトで、例えば…

「どうしたらいいですか?」と聞かれたら

速くて強いチームの条件として、チームのメンバーそれぞれが自分で考え、自分で判断するようになることが一つ挙げられる。リーダーがいちいち指示しなくてよくなるためだ。 そのようなチームを作りたいのであれば、メンバーに課すハードルを下げてはいけない…