「どうしたらいいですか?」と聞かれたら
速くて強いチームの条件として、チームのメンバーそれぞれが自分で考え、自分で判断するようになることが一つ挙げられる。リーダーがいちいち指示しなくてよくなるためだ。
そのようなチームを作りたいのであれば、メンバーに課すハードルを下げてはいけない。自分が求めているものに対して、メンバーのアウトプットがそれを下回るものであれば、妥協して受け取ってはいけない。
「どうしたら良いですか?」と聞かれたら「どうしたらいい?」と返事をし、意見を出してもらう。判断と決定の権限を渡す。
自力で改善できそうにないとき、相談されればフォローする。相談されず時間の無駄になりそうなメンバーに対しては、こちらからフォローする。できないからといって、それに対して怒ったりするのではなく、メンバーの力量を測り、適切にフォローすることが必要だ。