Live positively!

日々の実践と学びの備忘録

朝一のメール処理はNG!(脳と時間の効率的な使い方)

朝、出社したら「メールチェック」から始めていませんでしょうか。

朝というのは、脳が一番集中できる時間帯で、その時間帯の内に集中力が必要な業務をするのが効率的です。メールチェックのように集中力が比較的要らない業務を朝に行う人は、非効率な時間と脳の使い方をしてり、結果的に残業しやすい人と言えます。

 

脳の処理能力は、朝起きてから時間が経つにつれてどんどん低下していきます。起きているだけでも体はエネルギーを消耗し、それにつれて脳もエネルギーを消耗しています。

人間は起床してから12‐13時間程度しか集中力がもたないそうです。*1

また、起きてから17時間以上経った頭の状態では、ほろ酔いのときと同程度の能力しか発揮できないそうです。*2

つまり、集中力が必要な作業は朝に行うほうが生産性が高くなり、それを踏まえて1日のスケジュールを決めれば効率が良く進められます。

 

起床5時間後は、白血球のリズムにより一日の中で最も免疫力が高まり、ストレスを感じにくい時間帯です。つまり、午前の終わり頃は精神的に最もタフな時間帯と言えます。

このタフな時間を、思い切った提案や踏み込んだ話に使っていくと生産性は高まります。

 

脳が目覚めるたった1つの習慣

脳が目覚めるたった1つの習慣

 

 

 

 

*1:厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014

*2:南オーストラリア大学 ドルー・ドーソン博士