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日々の実践と学びの備忘録

自分にとっての「完璧」は悪!

仕事が溜まってしまう要因

 

仕事において、自分の持ち時間をあっさり使いきってしまう要因として、「完璧主義」があります。

世間では、完璧を求めることは「善」だと思われがちですが、素早く仕事を終わらせるという意味では少し考えなければなりません。結局は、「誰にとって完璧なのか」が重要です。

仕事というものは、ニーズに対して価値を提供するということであり、ニーズを100%満たしたら「完璧」です。

それに対し、自分の思い通りに納得いくまでやりきった成果物は、「完璧」な仕事とはいえません。もし、そのニーズに納期などの期限がある場合、それに遅れてしまえば「完璧」とはなりません。また、ニーズを100%満たしている成果物に更に自分が納得いくように手を加えたとして、それは無駄な仕事で、自己満足・趣味の領域です。

上司がそのような自己満足型だと、部下もそれに染まってしまいます。その結果、そのチームだけで満足するような仕事をするチームになり、無駄なことをしている遅いチーム、と他部署から思われてしまいます。

「仕事とはアウトプットを出し続けること」という本質に立ち返ると、相手の期待値をイメージできていない状態で自分なりのこだわりに時間を割く行為は、リスクでしかありません。 

すべての仕事は10分で終わる マルチタスクでも仕事がたまらない究極の方法

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