できない、やらなくていいことは断ろう!
仕事をためやすい人の特徴です。
できないことは『できない』と断りましょう。
日本の文化の中には、仕事を依頼されたときに、断ることは悪いことという空気があるように思います。
しかし、できないことを受けて最終的に遅れたり、相手の期待に添えない結果になってしまうことは、相手に迷惑をかけてしまいますし、それで本来自分がやらなければならない仕事がができなくなってしまっては本末転倒です。そういう判断を冷静に下せるようにならなければいけません。
もちろん、経験の浅いうちに仕事を断っていたら成長につながりません。また、経験が浅いうちは判断できないかもしれませんので、上司が良く見て判断してあげるようにするほうが良い場合もあります。
なお、断るときは、いかに相手の心象を悪くせずに断るかも大切です。頭ごなしに断らず、「やりたいのですが、仮に受けたとしても迷惑が掛かるので申し訳ないです」という論理で、相手のことを考えた上での結論であることをアピールしながら謝るというのが良いです。
欧米では、役割分担が明確なので、まわりくどいことを言わずにスパッと断るのが一般的です。自分の身は自分で守るという発想です。しかしそれを日本社会でやるとただの「感じ悪い人」と思われてしまいます。したがって、「マインドは合理的に。態度だけは思いやり精神を持って」が良いです。
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