地位が人をつくる
人を成長させるのに最も効果的なのは、人を指導する立場になることだ。仕事で言えば、上司となり、だれかに対して指導・アドバイスする立場になる、つまりアイデンティティが変化することを意味する。
単純に立場が変わるだけでなく、責任を委ねられることが重要だ。課長になっても部長の機嫌を伺っているようでは、本当の意味でアイデンティティは変わっていない。
アイデンティティが変われば、無意識のなかで大きな変化が起こっている。それは非常にインパクトの強い出来事で、行動が変わる。
地位にふさわしい人間だから、その地位をもらえるのではなく、先に地位を得ることで、その地位に見合った能力や行動が引き寄せられていくのだ。
ちなみに、それで成長しない人は、「クラッシャー上司」となる。
絶対達成する決断力のつけ方――意思決定が速くなる「ノイズキャンセリング仕事術」
- 作者: 横山信弘
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/05/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る